どうも、モンテです。
日本で有名なタージマハル。
実はインドにはもう一つ知られていないタージマハルがあるのはご存知ですか?
今回はインド通しか知らない、もう一つのタージ・マハルについてお話します。
目次
ビービー・カ・マクバラー 通称: ミニ・タージ
もう一つのタージ・マハルの正式名称は「ビービー・カ・マクバラー」と言います。
「ミニ・タージ」の愛称で親しまれているこの建造物は マハラシュトラ州はアウランガバードにあります。アウランガバードはムスリムの多い地域ですね。
プネ―から
車でなんと5時間!
見えてきました
おお、思ったよりでかい。
本物と比べると確かにミニだけど、そんなにかわいい大きさではないぞ?
そんなことよりも
なんで水を入れてない!?
まあ、そういうところはご愛嬌でしょうか。
しかし、水に反射するタージ・マハル美しいけどなぁ。
入場料は200ルピーです。夏と冬で見学時間が違うので注意してください。
気を取り直して近づいてみると、、、
やっぱりでかい!人がごみのようだ!
中はこんな感じ。
あれは、ご遺体なんじゃないんですかね。本物じゃないにしても。
みなさんお金を投げ入れてお祈りしていました。
いやー、いいのかね(笑)
民間信仰感が半端ないですね(笑)
何だか残念? ミニ・タージ
さて、水が入ってないこともありますが、このミニ・タージなんだか残念なことが多いです。
予算が足りなかった
ご存知の通り、タージ・マハルをモデルにして作られた墓ですが、タージマハルにお金を使いすぎたため、予算が足りず大きく作れませんでした。
近づいてみるとところどころ大理石ではなく、白塗りがしてあります。
メンテナンスがおろそか!
ぱっと見は美しいんですが、なーんとなく剥げているんですよ。
この塔も下の方が剥げていますね。
世界遺産にも登録されていないためか、あまり管理が行き届いていません。
大理石ではないため、ひび割れも目立ちます。
うーん、残念。せっかくポテンシャルはあるのに!
せめて修復を。。。
それでも市民の憩いの場!
ミニ・タージは本家とは違い今では憩いの場となっていますね。
夕方になるとわらわらと人が集まってきます。
15ルピーほどで入れるため、みんな楽しく散歩しています。
散歩ってところがインド人ぽいですね!
修学旅行生もいました。
夜のタージ・マハルが撮影できる!
これは唯一のメリットと言えるのではないでしょうか。
全力で高度を上げればこんな夜の写真が撮れます。
ちょっとぶれましたが(笑)
本家は日の入以降は入れないため、夜の写真を撮りたければこちらへ。
ただし、
ライトアップなどは行っておらず、ひたすらに暗いので注意!!
人が多く家族連れも多いので治安は問題ないはずですが、結構暗めです。
わざわざ、ミニ・タージを見にアウランガバードまでは行かないと思いますが、こちらにきたらぜひ足を運んでみてください。
ローカルな雰囲気がプンプンして思ったよりは楽しめるはずです。
では、最後にもう一度ミニ・タージを載せて終わりにします。
やっぱり水が欲しい!!!(笑)