日本経済史の分野別深堀です。
今日は 戦間期の労働市場・雇用関係・人的資本形成 について。
参考文献はこちら
日本経済の歴史4 近代2 第一次世界大戦期から日中戦争前(1914~1936)
岩波書店
今回は、大学院受験にするには特化型過ぎたので、だいぶ省略しています。
すみません。
戦間期の労働市場・雇用関係・人的資本形成
労働市場政策の展開
戦前期日本の労働市場の見方
・1920年代日本は失業率が欧米と比較しても低水準だったと考えられている
・しかし、それは過剰就業・低生産性を意味しているという考えも強い
・ここら辺はデータ不足で結論が出ていないが、上記が定説
戦前期労働政策の展開
・日本の工場法制定は困難が多く、最小の工場法は1897年だったが、倒閣運動や日露戦争により長期化し、1911年に成立した。しかし、深夜業の禁止が成立したのは1929年である。
・第一次世界大戦終結とともに失業者増加が予想されると、労働組合法や失業保険の制定が構想された
・労働組合法は成立に至らず、戦後まで成立しなかった
・失業保険も1919年に成立。一方高橋政友会内閣の下で健康保険は成立しており、必要性は急務ではなかった
職業紹介法の制定と公共紹介の苦戦
・1919年 失業保護に関する施策要領
・その主体は公共職業紹介事業だった
・1921年 職業紹介法制定
分野特化していて大学院受験ではインパクト小さそうなので割愛
社員の世界・職工の世界
新卒採用という経営戦略
日立製作所の社史。必要?
新卒とは思い切ったことしたねっていう感想
雇用関係の日本的特質
・新卒採用・長期採用の日本的特徴はいつ生まれたのか?
中卒実業教育を通じた人的資本形成
割愛