マクロ経済 ミクロ経済 経済学

1時間でわかる経済学入門 ミクロ経済学とマクロ経済学の基礎

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ミクロとマクロの基礎の基礎 イントロダクション

 

経済学の10大原則

 

人の意思決定に関する原則

第1原理:人々はトレードオフに直面している

→ ゲームを買ったらマンガは変えない。どっちかしか選べない。

 

第2原理:あるものの費用はそれを得るために放棄したものの価値である

→ 仕事をすればお金が入るけど時間が無くなる。金と時間のトレードオフ。

 

第3原理:合理的な人々は限界的な部分で考える

→ ”限界”は経済では非常に重要な概念。「もう無理~!」の限界とはニュアンスが違って、「もう1単位増やしたときの便益」とか表現される。

ご飯を食べていたら徐々にお腹が満たされていく。腹ペコの最初の一口はすごく便益(満足感)が大きいが、徐々にお腹いっぱいになるにつれて満足感は減っていく。「あと一口食べようかどうしようかなあ。食べたら満足感大きいかな~」みたいなニュアンスが限界

「お腹いっぱいでもう無理~!」とは近いようで遠い話なので間違いないように。

 

第4原理:人々はさまざまなインセンティブに反応する

→ シートベルト着用を義務付けることで、慎重な運転(ドライバーのコスト)に対する注意が下がり、事故1件の致死率は低下したが事故件数は増加してしまった。シートベルトによる誘因。

 

人々はどのように影響しあうのか

 

第5原理:取引はすべての人々をより豊かにする

→ 農業と工業得意なことに特化して取引することで、自分で全部作るよりはるかに多様な財・サービスを享受することができる。

自分一人でお米作って、車作って、髪も切って、家を建てることができる人なんていないですもんね。いても限界がありますよね。一生懸命お米作って得たお金で車買った方が効果が大きい。

 

第6原理:通常、市場は経済活動を組織する良策である

→ 自由競争にまかせることが一番経済を効率的に回せる。ただし、”通常”です。自由競争にまかせすぎると公害や環境破壊や独占など様々な問題は出るので注意。(市場の失敗

 

第7原理:政府は市場のもたらす成果を改善できることもある

→ 上で行ったような市場の失敗を改善するのが政府の役割。

 

経済は全体としてどのように動いているか

 

第8原理:一国の生活水準は、財・サービスの生産能力に依存している

→ 生産性:一人の人が1時間あたりに生産する財・サービスの量。生産性が高い国が生活水準が高い。公共政策的にも生産性を上げる必要がある

 

第9原理:政府が紙幣を印刷しすぎると物価が上昇する

→ これはコメントないかな。水を今まで100円で買っていたけど、日本の紙幣が倍発行されたら、サントリーさんも200円で売らないとそれまでの利益出せないですよね。これが物価の上昇です。インフレってやつです。超簡単に言ってますよ。

 

第10原理:社会は、インフレ率と失業率の短期的トレードオフに直面している

→ フィリップス曲線という曲線で説明されています。インフレが起こるとその分失業率は減ります。短期的には。

 

マンキュー経済学にはこのあと、経済学者としての考え方の基礎が載っていますが、ここは著者の思いが詰まっている気がするので読んでみてください。すごく魅力的な部分なので、図書館でもいいですし読んでください。経済学部生以外の人にも刺さる部分はあるんではないでしょうか。

 

一つだけ例を挙げておくと、

実証的主張と規範的主張を常に区別する必要がある。科学者と政策アドバイザーのどちらに立つかで主張が異なることがある。

実証的主張:「最低賃金法は失業が増加する原因になる」

規範的主張:「政府は最低賃金を引き上げるべき」

 

はい。これはいいなと思いました。深入りはしません。



ここまでのことは理解できなかったら忘れてもらってもいいです。学び終わった後に戻ったら、ああなるほどねとなるでしょう。

 

ミクロ、マクロは下のように分野別にまとめていっていますので、もし興味があれば見てください。

 

ミクロ経済学

 

各ページの基礎の基礎ってところまで見ればOKだと思います。

 

 

 

マクロ経済学

 

マクロも何とか最後まで終わらせる予定

 

中谷マクロのまとめ GDPの概念と物価指数

 

 

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