ミクロ経済 経済学

ミクロ経済学の力のまとめ9 逆淘汰 と シグナリング

投稿日:2019年12月2日 更新日:

神取道宏 ミクロ経済学の力 で ミクロ経済学の基礎 を復習します。
今日は 逆淘汰 と シグナリング を復習。



この本はひじょ~にわかりやすいので、社会人にもおすすめできます。

有名大学の教科書にも指定されているので、スマホで見れる復習ノート的な使い方もしてみてはどうでしょうか。

 

 

セットでこちらも

 

逆淘汰 と シグナリング 基礎の基礎

 

前回

隠された行動があるとき → モラル・ハザード を学んだ

今回は

隠された情報があるとき → 逆淘汰 について

 

逆淘汰

 

自然淘汰:強いものが生き残ること

逆淘汰:隠された情報があると、悪いものが生き残る

 

中古車市場の「レモン市場」の例

有名なので割愛。レモン市場についてはこちら

 

シグナリングの原理

 

シグナリング:私的情報を持つ人に何らかの行動をとらせ、とった行動に応じてうまく報酬を与える。すると、どんな行動をとったかによて私的情報がわかる。この現象をシグナリングという。

 

ここで、

労働者の生産性をθ(High or Low)、私的情報を他人に伝える行動(シグナル)を学歴xとする。学歴は勉強の量に比例するとする。

労働者の効用は、

u(x,w,Θ)

できまる。例えば、勉強は苦痛である人にとって、「勉強量xは少なく、賃金wが高い」が効用が高い。

 

これらをまとめると

シグナリングの原理

自分と違うタイプの人とっては損になるような行動(シグナル)をとれば、自分のタイプを他人に知らせることができる

 

シグナリングが働くメカニズム

・シグナルとなる行動にはコストがかかる

・本人しか知らない私的情報(タイプ)によって、シグナルのコストが違う

・したがって、コストが大きい(or 便益が大きい)タイプのみがシグナルを送り、シグナルを見るとタイプがわかる



 

シグナリング均衡

 

シグナリングにおける均衡:定番の予想が世間に定着し、それが安定して続く状態

例)高卒は15万・大卒は20万なので、勉強して大学に行こう(行かない)を決定する。

次に企業は採用した労働者の生産力を知り、世間の学歴と賃金の関係の予想に従って給料を決定する。この予想が的中していると均衡状態にあり、これをシグナリング均衡という。

-ミクロ経済, 経済学

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